チェンバロがきました

French cembalo / Model1736 François-Etienne BLANCHET
フレンチタイプ1段チェンバロ/F.-E.ブランシェ 1736年モデル
製作/安達正浩
チェンバロが来ました。
しばらく舞い上がっていました。頭の中はお花畑でした。
美しい……楽しい……。
でも、現実はきびしいのです。
いきなり通奏低音が5曲、どさっと降ってきました。
波多野さんのレッスンです。公開レッスンの伴奏は、ピアノでも過酷なものですが、バロックや歌曲をもってこられる方が多く、中にはプーランクなど、ソロより難しい伴奏もあります。
バロックの器楽的なアリアなら、超高速。
もちろん合わせの時間はありません。
歌い手がどう歌うのかも、その場でやってみないとわからない。
それがチェンバロとなると、もう本当に試練です。
当たり前ですが、受けた以上は、できるまで練習するしかない。
今週は通奏低音週間とします。
通奏低音に、埋もれます。