PTNA全国大会
ピティナ・コンペティションで生徒が全国大会に2人進んだので、東京にまるっと3日間滞在してコンクール三昧でした。
グランミューズJカテゴリーとE級はいずれも会場が銀座の王子ホールでした。王子ホールといえば、タヴェア・ツィマーマンや波多野睦美さんの歌曲の変容シリーズなど聴いたところ。奈良からみたらカーネギーホールみたいな場所です。
そんな、音楽の殿堂みたいなホールで弾ける「夢の切符」がもらえてほんとうに良かったね。二人とも高校生になって初めての全国ですから、続けることは大きな力になる、ということを身をもって示したわけです。
JカテゴリーのJ君は、とてもカッコよく弾いてました。まずはカッコよくないと、という彼の美学だ。おもしろい演奏でした。
2日目があいたので、特級セミファイナルを拝聴。今年から室内楽課題が出されたようでみなさんモーツァトの四重奏の一楽章を演奏されていました。自分はアンサンブルピアニストなので、ピアノソロを勉強している人たちの少し偏った勉強の仕方が気になって仕方なかったので、これは凄くいいことじゃない?と思いました。下の級にもぜひ取り入れてほしい。さすがに特級セミファイナルに残っている人たちの実力は相当高くて、二〇歳前後でこのレパートリーを弾くには逆算すると高校生ですでに持ち曲を作っておかない、それなら中学である程度完成してないとこなせない、小学校高学年で基礎はできてないといけない、それじゃやんちゃな小学生時代にどうやって過ごすんだろうか、と考えてしまいました。彼らは子供のころから選ばれし人たちなんだなあ。しみじみ。
3日目はいよいよE級を応援に行きます。午前中にショーソンの歌曲の合わせをやり、タイ料理を食べていざ王子ホールへ。暑い、都会の暑さは奈良とまた違って身体にまとわりつく熱気。最後の2グループを聴きました。ピティナは飛び級ができるので、中3~高1のカテゴリーに小学生や中1~2が沢山出てきます。全国に行くほど飛び級率が高くなる。将来特級を見据えてやっているバリバリな子供たちを聴き、Oさんの出番を待つ。少しこじんまりとした演奏ですが上品にまとめました。ショパンの6度のエチュードが品よく美しかったです。結果はベスト賞。ほんとに良かった。努力に必ずしも結果が伴うわけではないことを、やっている人は知っています。今回はほんとうに良い形に報われました。
沢山のピアノを聴けた。ひさびさに全国に連れていってくれた2人、ありがとう!!


