5月13日(土) 栃尾克樹×辻ゆり子 バリトンサクソフォ-ンとピアノによる アルバン・ベルク「7つの初期の歌」
サクソフォーンの抒情性に着目したアルバン・ベルク
アルバン・ベルクは、実はサクソフォーン奏者にとって、とても重要な作曲家なのである。ヴァイオリンコンチェルト、ルル、ワインといったオーケストラ作品の中でのアルトサクソフォーンの用法は、この楽器の抒情性を駆使して余りある。
当時としては珍しく、いち早くサックスに着目した作曲家の遺した歌曲をサックスで演奏したい、その魅力を深掘りしたいという欲求は、ごく自然に湧き出たものである。
栃尾克樹
出演 栃尾克樹(バリトンサクソフォ-ン) 辻ゆり子(ピアノ)
日程|2023年5月13日(土)
場所|日本キリスト教団 島之内教会(大阪市中央区東心斎橋1-6-7)
時間|開演14時 (開場13時半)
料金|一般前売り 4000円 高校生以下 2500円
*未就学児入場不可
《プログラム》
アーン クロリスに
*ボノー ワルツ形式によるカプリス
プーランク メタモルフォーズ
**モンポウ 歌と踊り 5番
フォーレ イスパハンの薔薇
ラヴェル ハバネラ形式による小品
サン=サーンス ソナタ作品168
**シェーンベルク 6つの小さなピアノ曲 作品19
ベルク 初期の7つの歌
*高橋悠治 Embers(残り火)
高橋悠治 影の庭
*サックスソロ **ピアノソロ